マメ男30最終回 粘着質をかいまみる
マメ男さん編 その三十
長くなりましたが、マメ男さん編の最終回です。
マメ男さんを着信拒否すると、別の携帯番号からかかってきました。
チキンなモミジはそれも無視。
留守録が残されたので、おそるおそるそれを聞いてみることに。
するとそれはマメ男さんからでした。
たぶん社用携帯でも使ったのだと思います。
「マメ男です。電話に出ていただけませんか。僕はモミジさんと本交際を考えていたんです。それなのに急に…。なんでだめだったのか理由を教えて下さい。」
みたいな内容でした。
文字で書くとあれですが、ちょっとモミジを責めるような言い方でした。
理由を聞きたいだけなら、カウンセラーさん越しでも聞けるはずです。
というか、そちらの方がスムーズだし角も立ちません。
それなのにわざわざモミジに直接電話をしてくるということは、たぶん嫌がらせの意味合いがあったのではないかと思います。
後味が悪いったらありゃしないというか。(笑)
終わりがすっきりとしていると、良いことばかり思い出したりしますが、こういう終わり方だと、「なんか粘着質な人だったなぁ」という感想で終わってしまいます。
それどころか、今までのデートの中でも粘着質な箇所を脳が勝手にピックアップしてしまうというか。(笑)
これまでの婚活で、仮交際終了後に連絡をとってきた方は数人いるのですが、(驚きなのは、モミジが断った相手からだけでなく、お相手から断った方からもある場合があるのです。)
結構こわいし、未練がましくて不快です。
モミジも相手に未練があってもそんなことしないようにしなくちゃなぁと思うのでした。
応援よろしくお願いします!