田舎男15 子供っぽいのか、頑固なのか
田舎男さん編 その十五
もう面倒になったから予約はやめたのかと思っていましたが、そうではなかったことが前回発覚しました。
まぁそんなことが発覚したところで、お店が決まっていないことには変わりないのですが。(笑)
申し訳なさそうにしている田舎男さんに、
「どうしましょうか、そのへん歩いてみてお店見てみます?」と声をかけてみました。
すると田舎男さん。
「うーん、当日席ってないんですかね?」
当日席ってなんだか演劇の席みたいな言い方だなと思いながら…(笑)
「小さなお店でしたし、人気店みたいだったんで、ないんじゃないですかね?」
と、本音を言ってみました。
すると、田舎男さん。
すっごく納得していないお顔。(笑)
ここで、なんでモミジが本音を言ったのか。
それは、お店が駅からちょっと歩く距離にあるお店だったからです。
絶対空いていないであろうお店に、その距離歩いて行くのはなぁと思ったので止めてみたんです。
というか、もし当日用の席があるなら、予約の電話をした時にお店の人から言われると思うんですよね…。
田舎男さんはたぶん、普段お店予約するタイプの方じゃないんだろうなぁと勝手に推測。
田舎男さんがずっと納得できないお顔をされているので、もうこれは、とりあえず田舎男さんに付き合ってお店に行ってみるしかないのかなぁと。
「じゃぁ行ってみます?」
と聞いてみると、田舎男さんの顔がパアッと明るくなりました。
「そうですね!行ってみましょう!」と言いながら、足取りの軽いこと。
田舎男さん、わっかりやすいなぁ。(笑)
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