田舎男16 年上に求めるもの?
田舎男さん編 その十六
田舎男さんが納得するまで、とりあえず付き合うしかないかなぁと思ったモミジ。
予約の電話で断られているので、空いているとは思えなかったのですが、直接お店に行ってみることになりました。
もちろん本音を言えば、行きたくなかったです。(笑)
しかし、穏便に事をはこぶには、モミジのすべきことは田舎男さんを必死に止めることではないな、と。
とりあえずモミジがこれからすべきことは、そのお店までの道のりに空いていそうなお店を見つけることだなと、そう思ったわけです。
なんで私が尻拭い的なことを…という思いと、でもなるべく早く座って食事したいし…という思いがせめぎあっていました。
同い年くらいの男性がリードしてくれなくても、多少お店選びでまごついても、特に嫌ではないというか、むしろ『慣れてないのかなぁ、浮気しなさそうで良い〜』くらいに思ったりすることもあるのですが、
10歳近く上の男性がリードしてくれなかったり、慣れていない感じを出されると、『なんか格好良くないなぁ』と思ってしまう自分がいました。
モミジは今まで年上の男性が好みと思ったことがないので、
特に意識したことはなかったのですが、私もやっぱり年上には年上の余裕やスマートさを求めているんだなぁと自分でもびっくりしました。
話が逸れましたが、お店に行く道すがら、田舎男さんは仕事の話を面白く話してくれました。
お見合いの場でも印象が良かったですし、ラインのやり取りでも話はスムーズで面白く、正直女性やデートに慣れていないという感じはしないのです。
じゃぁこのクセの強いお店の選び方はなんなんだろう。(笑)
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